Kansen Yobou
安心の感染予防対策
新浦安ブライト歯科の
安全へのこだわり
歯医者さんの裏側のお話
近年、歯科治療で使用する器具の消毒・滅菌が一部十分でない為、院内感染する病気が多いことが指摘されています。
血液や唾液中に様々な細菌やウイルスが潜んでいることは、みなさんご存じだと思います。歯科医院はその血液や唾液を伴う処置が多い事から、院内感染のリスクが高いと言われており、器具の消毒・滅菌がとても大事なのです。
また、特殊な器具(歯を削る精密機器など)に対する滅菌、使い捨て用品の保管と管理、鋭利な器具に対する十分な洗浄作業など、 多くの手間とそれに伴う莫大な費用が必要です。
そのため、実は消毒、滅菌を十分に行っている歯科医院は少ないのです。それでも、患者様のために、設備投資、院内整備をし、こだわりを持って消毒・滅菌をする歯科医院、それが「新浦安ブライト歯科」です。
ここでは、当院の安心・安全へのこだわりをご紹介します。
こちらをご覧の皆様が、少しでも安心して通って頂けましたら幸いです。
院内感染の基礎知識
血液によって感染する主なウイルスは以下の3つがあります。歯科治療におけるウイルスの感染経路は使用器具からの感染、針刺し事故(医療従事者の感染)が考えられます。
特に気を付ける3つの感染症
1. B型肝炎ウイルス(HBV)
B型肝炎ウイルスは、血液や体液を介して感染します。B型急性肝炎は、性行為、医療従事者の針刺し事故、注射針の使い回し、入れ墨などが主な感染経路となり、B型慢性肝炎の大半は、母子感染が原因です。
B型急性肝炎は感染しても肝炎とわかるような症状があまり見られず60~70%の人は治癒します。
しかし残りの30~40%の人では典型的な急性肝炎の症状がみられます。主な症状は、関節痛、食欲不振、吐き気、全身の倦怠感、肝臓病特有の黒褐色尿や黄疸などです。
2. C型肝炎ウイルス(HCV)
C型肝炎ウイルスは、血液を介して感染します。まず、急性肝炎を発症し、そのうちの約7割が慢性肝炎に進行します。放っておくとさらに進行して肝硬変を経て肝臓がんへ進行する恐れがあります。慢性肝炎の状態では、生命に危険が起きる事はなく、継続的な治療に時間をとられることを除けば健常人と同じ生活ができますが、肝臓がんを発生したり、肝硬変が進行して肝不全を引き起こしたりすると、生命の危険がせまってきます。
3. エイズウイルス(HIV)
エイズの原因となるウイルスであるHIVは、ヒトの体の中に侵入すると免疫機能の中心的な役割を担っているリンパ球を次々に破壊します。その結果、徐々に免疫力が下がっていき、免疫不全に陥り、健康な時にはかからないような思い感染症や悪性腫瘍、あるいは痴呆や運動障害などの神経症状を引き起こします。
消毒・殺菌・滅菌の違い
病院内で、感染症を扱う場合に最も危険なことが「院内感染」問題です。患者様同士や、医療従事者から感染してしまう事は絶対に合ってはならない事なのです。
当院では、このような患者様、医療従事者との院内感染の可能性を断ち切るために、少しでも感染の可能性のある使用機材は消毒、滅菌、使い捨てに力を入れています。
みなさんを「大切な家族」と
思い、
消毒・滅菌・使い捨てを
徹底しています
あなたがもし、歯医者さんだったら、細菌やウイルスに感染している可能性がある器具で、大切な家族の歯を治療できますか?
当院は、来院して頂くみなさんを「大切な家族」だと思い、安心・安全な治療を受けて頂きたいという思いから、消毒・滅菌をはじめとする院内感染予防に力を入れています。
患者様のお口に一度入った器具は、院内感染の経路を断つために、患者様ごとに消毒。滅菌、または可能な限りディスポーザブル(使い捨て)製品を利用しています。
患者様に見て知ってほしい
10個の安心ポイント
POINT01患者様ごとに基本セットを準備
少しでも開封した器具は、すべて一定期間、次亜塩素酸などの抗ウイルス溶液で殺菌し、さらに高圧蒸気滅菌をします。滅菌が終わった器具は、滅菌パックで保管します。
すべての器具を患者様一人一人、新しいものを用意します。
POINT02患者様が座ってから
新しいドリルを用意
近年、新聞でも話題になった特に重要な事です。
歯を削るドリルは1本が20万円以上する物もあり、精密機器のため滅菌すると寿命も短くなりますが、感染防止のために患者様ごとに新しいものを用意し、取り付けます。
POINT03グローブは患者様ごとに使い捨て
診療は必ずグローブを付けて行います。患者様のお口の中を触りますので、もちろんグローブも患者様ごとに使い捨てをしていますし、お掃除用のグローブを付けて院内を掃除に回ることもありますが、それとはもちろん違う新しいものを一人一人使用します。
POINT04紙コップやエプロンも
もちろん使い捨て
エプロンやコップや注射針などはもちろんですが、それ以外の器具も、使い捨てが出来る者はできる限り、使い捨てを使用するようにしています。
使い捨ての器具が発売されていないものは、一人一人厳重な滅菌処理の後に使用いたします。
POINT05患者様退出後、イスやテーブルを
丁寧に消毒
血液や唾液は意外に広範囲に飛び散っているので、目に見えない場合でも次の患者様のために清潔な状態を保つように、都度、消毒液で丁寧に磨き上げます。
POINT06入手困難なフリーアーム
(口腔外の掃除機)完備
現在では入手困難な、フリーアームという専用機材を取り入れています。
これは、お口の外にも飛び散った削りカスや唾液、埃なども強力な掃除機のように吸い込んで掃除してくれるものです。
POINT07業務用の強力な空気清浄機設置
最大適用床面積42畳なため一台でも医院全体に効果があります。(念の為もう一台他にもあります)
空気中の細かい塵や埃にはウイルスが吸着しており、高いレベルで感染予防には大型の空気清浄機が必要です。
POINT08全ての器具を、強力な
抗ウイルス溶液で殺菌
滅菌ができない器具なども、すべての細菌やウイルスを死滅させる強力な薬品で消毒、洗浄します。
これにより、滅菌処理時や片付け時も、スタッフ自身も安心して従事しています。
POINT09歯科用ハンドピースの毎回、使用後滅菌
歯科用ハンドピースの毎回、使用後滅菌歯科用ハンドピースとは、口腔内で歯を削ったりする道具のことです。
口腔内で1度使用した歯科用ハンドピース(タービンや、コントラ)は、当医院では必ず滅菌を行なっております。
一見当たり前のように思われますが、器具が傷みやすかったり、滅菌にコストがかかるので消毒レベルで使いまわしていることもよくありますが、感染リスクの観点からは滅菌まですることが望ましいとされております。
POINT10手術は個室のオペ室で
消毒を徹底し安全に
インプラントや口腔外科などの比較的大きな外科手術等の時には専用の個室のオペ室にて、部屋全体を消毒し、より感染予防対策を徹底します。