保険適応のインレー
種類と料金
保険が適応の詰め物は2種類しかありません。 一つ目は、虫歯を取った後の穴が隣の歯までは行っていないかなり小さい場合しか使えませんが、プラスチック(硬質レジン)の詰め物です。主に前歯部などで使用します。もう一つは、いわゆる「銀歯」と呼ばれる金銀パラジウム合金です。 銀歯が見えるのが嫌な方は奥歯(大臼歯)に白いインレーを入れないといけませんが、その場合は自費治療のみとなります。
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種類 | 金銀パラジウム合金(奥歯) | 硬質レジン (前歯部) |
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イメージ |
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健康面 | 金属アレルギーになることがある | 汚れが付きやすく変色しやすい |
噛み心地 | 静電気を発生させることがある | すり減りやすい |
壊れにくさ | 歯との境目から欠けやすい | すり減りやすく欠けやすい |
見た目 | 銀色 | 始めは白色(後に変色) |
保証期間 | なし | なし |
保険/自費 | 保険適応 | 保険適応 |
料金(税込) | 約3,200円 | 約2,200円 |
総合評価 | ★★ | ★★ |
自費のインレー
種類と料金
自費治療で使う白い詰め物は大きく分けて3種類あります。
- プラスチックとセラミックを合わせたハーフセラミック(ハイブリッドセラミック)
- オールセラミック
- ゴールド
プラスチックが入っているものは数年間使うと着色してしまい、色がくすんできます。ゴールドは色が不自然になってしまいますが、強度もあり、汚れが最も付きにくいので虫歯になりにくいなどの特徴があります。
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種類 | ハーフセラミック (ハイブリッドセラミック) |
オールセラミック | ゴールド |
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イメージ |
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健康面 | プラスチックが入っている為、汚れが付きやすい | 全てセラミック素材なので劣化は少ない。金属アレルギーも起こりにくい | 貴金属なので、金属アレルギーはほとんど生じない |
噛み心地 | 硬すぎず柔らかすぎず馴染みやすい | 硬すぎず柔らかすぎず馴染みやすい | 静電気を発生させることがある |
壊れにくさ | 歯より少し柔らかいため、割れることがある | 歯と同等の硬さのため、割れにくい | 金属なので壊れにくい |
見た目 | 経年的に着色しやすい | 汚れが付きにくく、自然な色を維持できる | 金色 |
保証期間 | 2年 | 2年 | 2年 |
保険/自費 | 自費 | 自費 | 自費 |
料金(税込) | 49,500円 | 66,000円 | 99,000円 |
総合評価 | ★★★ | ★★★★★ | ★★★★ |